オークス

オークス過去10年データの比較する

【1】前走が「G1桜花賞」以外からのステップの場合

10年の連対馬20頭中、桜花賞以外から連対した彗星の馬は4頭。
・フローラステークス(G2)1〜3着
・スイートピーステークス(OP)1着
この4頭は、「年明けデビュー馬」or「関東馬」であった。

晴れの舞台の桜花賞に出てないには、それなりの正当な理由がないとならない。
デビューが遅れて賞金が間に合わなかったか、関西への輸送の問題の関東馬かのどちらかでしょう。
桜花賞に出場できる入賞による賞金を稼げてなかった馬が、突然1ヵ月足らずでオークスで連対を果たすというのは、元々年明けデビューで間に合わなかった以外はありえないということになる。

※前走が桜花賞以外の馬で買えるのは、「年明けデビュー馬」or「関東方面」

【2】関東馬のオークスで連対したもの

10年の連対馬20頭中、関東馬は6頭。
この6頭全部に隠されたある共通点がある。
前走時マイナス体重で、6月の仕上げのオークス時がプラス体重であった

若い春先のクラシック路線の予想する鍵は、牡馬・牝馬問わず、馬体重と調教量の調整が難しいところにある。
調教を多くすれば馬体重が大幅に落ちるし、長距離のトラック輸送でも簡単に落ちる。
目一杯仕上げると馬体重はマイナスになり、一気に消耗する激しいG1クラスの激しい競争だとプラス要因にはならない。(4月の皐月賞にも言えること)
2015年皐月賞で単勝1.7倍の「ロジユニバース」を一刀両断で連対から瞬時に消せたのは、前走「−4kg」皐月賞「−10kg」と2連戦でマイナス体重では、買える馬券ではない。
春の連続するクラシック路線で毎月の馬体重の増減はとても重要なファクターになる。

※関東馬で自身を持ってお金を出して買えるのは、前走マイナス体重で、オークスが1600mの桜花賞に比べてプラス体重の馬

【3】「格」勝ちクラス実績

10年の連対馬20頭中、OP以上のクラスで1着の勝ちが無かった寂しい馬は1頭。
若駒の3歳路線はこの時期だと、「新馬」「未勝利」「500万」「OP」「G3」「G2」「G1」のクラスになる。
最低でもOP以上での大差の勝ちがないとG1オークスでの連対はデータ分析では難しいことになる。
ではOP勝ちが無かった1頭ですが、その馬には過去に「芝のG3連対」の実績が過去1年であった。

※OP以上で勝ち実績があるか、G3で連対実績があるかが必須条件

【4】「テン乗り」初騎乗の騎手

10年の連対馬20頭中、「テン乗り」だった馬は1頭。
その1頭は2006年オークス2着の「フサイチパンドラ」。
前走の桜花賞で2番人気にも関わらず、結果が14着。4コーナー周った時点では3番手で、阪神JF(G1)3着・フラワーC(G3)2着の実績があるのに惨敗。
恐らく瞬時の判断の騎乗ミスだということで、春の仕上げの樫のオークスではベテランに騎手交代になったのでしょう。
その後G1エリザベス女王杯を優勝して制している世間では有名な稀代の実力馬。
「テン乗り」になる理由が直前のレースに無い限りは、気性が難しい若い牝馬なので慣れない「テン乗り」は大きなマイナス要因。

※オークスで「テン乗り」の馬は外し

【5】前走からの馬体重のプラスマイナスの変化

10年の連対馬20頭の馬体重は、前走時が410kg〜490kg。
400kg以下や500kg以上は、この時期の牝馬で2400mを戦うには不向きと言える。
2400mのオークスでは、スタミナ+スピードを兼ね備えた展開のレースになるので、極端な馬体重は難しい。

※前走馬体重が410kg〜490kgの馬が必須条件です

【6】前走時の馬体重増減

10年の連対馬20頭の前走の馬体重増減は−20kg〜+8kg。
あまりにプラス体重で前走を使って、本番のオークスに挑んでも連対はできないことになる。

※前走馬体重増減が−20kg〜+8kgの馬が必須条件

【7】本番の桜花賞での人気と着順

10年の連対馬20頭中、前走が桜花賞の馬は16頭。
オークス連対した馬の中で、桜花賞で一番人気のなかったのは「15番人気」。
オークス連対した馬の中で、春の桜花賞で一番着順の悪かったのは「14着」。
しかし人気・着順ともに2桁だった馬は存在しない。

※桜花賞で着順・人気ともに2桁の馬は絶対外しです。15着以下・16番人気以下も除外

2009年のオークス予想をする

2009年の場合には、前走が桜花賞同志の決着になる

フローラルステークス1〜3着、スイートピーステークス1〜3着を見ると【1】前走が桜花賞以外に当てはまる馬が1頭しかいない。
その1頭の馬も【2】関東馬のオークス連対に当てはまらないので、桜花賞以外の馬は狙えないことになる。

今年2009年の桜花賞は近年稀に見るハイレベルで、上がり33秒台の馬が全部で3頭いました。
過去10年で桜花賞で上がり33秒代が出たのは僅かに1度だけ。
その年は、「ウォッカ」「ダイワスカーレット」「ローブデコルテ」の3頭。
春の第二冠目のオークスに出走したのはローブデコルテだけで、そのまま断然な優勝。
ウォッカは60年振りで史上2頭目の牝馬での優駿ダービー制覇。その後天皇賞(G1)・安田記念(G1)も制している。
ダイワスカーレットも牝馬では37年振りの有馬記念(G1)優勝、エリザベス・秋華賞とG1を4勝しています。
今年の桜花賞で33秒代で走った馬たちも将来大成する可能性が高いのです。

5頭に絞り込み

【1】〜【7】のオークス過去10年のデータに当てはまる、今年2009年の馬は登録馬の時点では5頭。

桜花賞着順 桜花賞人気 馬名 所属
ブエナビスタ 栗東
レッドディザイア 栗東
ジェルミナル 栗東
ダノンベルベール 美浦
12 ヴィーヴァヴォドカ 美浦

2009年5月21日(木) 調教後の馬体重から推測

ブエナビスタ +2kg
レッドディザイア +10kg
ジェルミナル +22kg
ダノンベルベール +3kg
ヴィーヴァヴォドカ +8kg

【2】のデータから、ダノンベルベールがプラス体重になるか微妙。
【6】のデータから、ジェルミナルが+8kgまで落とせるかも微妙。
レッドデザイアも現時点では重いが、輸送で減ると思うのでギリギリセーフ

【結論】
◎ ブエナビスタ(7)
○ ヴィーヴァヴォドカ(4)
▲ レッドディザイア(3)
馬連 4−7(本線) 3−7(抑え)


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