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緊急避妊法

緊急避妊法とは、避妊をせずにセックスをしてしまった場合や途中でコンドームが破れてしまい避妊が失敗してしまった時に妊娠を防止する方法です。もっとも一般的な方法は緊急避妊ピル(アフターピル)です。性交後72時間以内に薬をのむことによって妊娠を避ける方法なのでその薬のことを緊急避妊ピルと呼びます。

どんな時に緊急避妊ピルを使うのか?
図らずも避妊せずにセックスしてしまった場合やレイプ被害にあった場合などに緊急避難的に使う方法です。決して通常の避妊目的に常用すべき方法ではありません。しかし、コンドームの破損や脱落、腟外射精の失敗などによって妊娠する可能性が高い場合に、どうしても妊娠を回避したい場合には一時的に使用される避妊法です。

緊急避妊法についての諸情報

緊急避妊法についての情報が普及するにつれ、誤解を生むような情報も意図的.無意図的に流されるようになりました。そのいくつかについてのコメントを追加します。

失敗率が高い?
「ピルとのつきあい方」では、妊娠回避率と妊娠率(失敗率)を区別して示してきました。しかし、この2つを混同して、失敗率が高いという情報が流れています。妊娠回避率が75パーセントであるから、25パーセントは妊娠するというのは誤解です。緊急避妊法を取ったにもかかわらず妊娠するのは、文献上2パーセントです。緊急避妊法をとって、妊娠する確率が2パーセントを超えることはありません。

経口避妊薬

経口避妊薬は、1960年から女性に使われるようになり、現在では世界中の女性がこの方法で避妊をしています。「ピル」と言われているものがこれです。というのも、この避妊方法は全ての避妊方式の中で成功率がもっとも高い方法であ り、失敗率はわずか1%だからで、その失敗例というのは、服用を忘れたり、服用法を間違えたり薬自体の副作用などとなっています。

経口避妊薬の主要成分は、女性ホルモンと黄体ホルモンです。現在の経口避妊薬の種類は、大きく分けて単相型と多相混合型の2種類があります。いわゆる混合型の薬とい うのは、各錠全て上述の2種類の成分が混合されてできたものを指し、その中で各錠の薬剤量 が固定しているものを、単相型と呼びます。

社会の変化と避妊法

避妊法がなかった時代
近代以前の社会で避妊を切望していたのは、売春婦であったと思われます。しかし、有効な避妊の方法はありませんでした。そこで考えられたのが、堕胎薬でした。日本でも、非常に優れた堕胎薬が開発されていたようです。しかし、いかに優れた堕胎薬であっても、女性の体に大きな負担となったことは想像に難くありません。

近代以前の社会では、子どもの数は共同体(むら)と自然が決めていました。近代社会では、むらに代わって家が子どもの数を決めるようになりました。家が子どもの数を決めるようになると、人口は急激に増加します。現在、開発途上国で起きている人口爆発も共同体の崩壊と関係しています。家に子どもがゾロゾロいる風景は、近代社会が生み出したものです。

ピル副作用の対処法

現在利用されているピルは低用量ピルと言って、ホルモンの量が少なくなっており、副作用が極力少なくなっています。月経痛などの不快な症状や、月経前症候群のなどを抑えるメリットもあります。しかし、ホルモンの量が少ないと言っても副作用や避妊効果に影響が出てしまう事があるのです。例えば低用量ピルではホルモンの量が少ないため、飲み始めの時期を考えたり、毎日一定の時間に飲み続ける事が必要となります。

ピルの効果は24時間持続するように作られていますから、ホルモンの影響が全く無い時間を作らないように、決まった時間に飲むようにしましょう。ピルを飲む事で起きる副作用としては、ピルを飲み始めたときに起こる吐き気や悪心などです。これはピルを服用する事で妊娠初期の頃と同様のホルモン状態を作っているからです。