一流のピッチングフォームについて




一流ピッチャーとは


一流半といわず一流の投手・ピッチャーになるためには、それは・・・
ただただ闇雲に、無心に、キャッチャー目掛けて速い球を投げこもうとしても、い
わば効率的な“省エネ”を意識したピッチングを完成させることからは程遠くなる
ばかりでしょう。

『投げる動作というのはいろいろな体の動きを使っています』。キャッチフレーズ
だけであれば、野球関連のネット上のサイトで いくらでも見かけることができまし
ょう。

また、効率的な投球フォームを身に付けることは、原則的に怪我(ケガ)に強い身
体を作り上げることにもつながります。肩や肘に負担が掛かるピッチングフォーム
でフォームを固めてしまいますと、その無理なフォームで速い球が投げ込めて、さ
らにマウンド上で調子のいいリズムがいつもとれたとしても、 早かれ遅かれ身体の
いずれかの箇所に過重な負担をかけてしまった結果として、 選手生命に関わる致命
的な怪我を負うことにもなりましょう。


高速スライダーが光り巨人キラーだった伊藤智仁も短命に終わりました。


とはいっても、身体のどこかに“無理”をせずに野球界の頂点であるプロ野球選手 になれた“プロ選手”という人は、イチローにしろ野茂にしろいないと思います。 どこか人の見えないところで研鑽に励んできたことでしょう。その過程で年少の頃 のバランスのとれていないままの発育段階の小さな身体に気づかないうちに大きな 負荷をかけてきたでしょう。 こぼれ話として、イチロー選手であれば、小学生の頃から父が連日バッテイングセ ンターに連れて行き、しまいにはマウンドとバッターボックスの間の距離より短い 空間から父が速球を投げ込み、それをイチローが打ち返していたメニューを繰り返 し行っていたようです。 球が遅いのにプロの世界でも活躍してる投手はたくさんいます。 例えば、小宮山悟投手が思い当たる一人でしょう。もっとも若い頃はそれなりの速 球を投げ込んでいましたが、2005年には“魔球”である「シェイク」を開発。 小宮山投手自身の研究熱心さがもたらしたものといえますが、wikipedia を少し引 用してみますと「 シェイクは人差し指と中指の2本の指ではさみ、通常の投球フォ ームとは明らかに違う、球を押し出すようなフォームで投げる。フォームが違うこ とや揺れることはナックルに類似するが、球速が80km/h程度まで抑えられており、 他の球種と併用することで力を持つ 」とのことです。



同様にして、「フェイク」という“魔球”も開発し、 千葉マリーンスタジアムの強 い風と風向きを“考えた球” だったようです。 そのため、風が吹かない日には、あまり効果を発揮しなかったとのことです。 ちなみにジャイロボールは以下。


遅くても!? 通用するピッチングをするには


上記で挙げた小宮山悟投手にしろ、かつてその球速の“遅さ”でその名を馳せた!?
ピッチャーに西川佳明という人がいました。この方のピッチングをご参考になさりた
いという方がおられましたら、ユーチューブでも視聴できますので、そちらも併せて
見ていただきたいところです。

実際に持ち球も80キロも出ていたのか!というほどの緩い球も投げ込めば、最速でも
140キロにも届かない程度の球で ズバット胸元に投げ込むという投球方法をとって
いたようです。
PL学園時代に法政大学時代にはシュートでかなり威力を バッターに発揮させていた
ようで、1981年の選抜優勝投手になっていますし、六大学野球でも 現在でも破られて
いない16連勝という金字塔を打ち立てています。 投球フォームを見ましても、下半身
の使い方に難が指摘されてはいまして、技巧派にありがちな“手投げ”のようですが、
技巧派特有の実に滑らかな上半身との連携がとれたボールを放っていることも判ると思
います。


個々の理想的なフォームとは、ここでカンタンに指摘しますと、外観から見ても “滑
らかであるかどうか”で判定できるともいえます。基本型ができていれば、あとはどれ
が正しいかと言う事は基本的にできないでしょう。

個性的なピッチャーでいながら、その世界で通用している方のフォームをご覧いただけ
れば簡単です。事実、難しく考えることはそう必要ないのです。力まずに球を投げてみ
る、球を打ってみる、というところから始めてみてください。

こうしたアドバイスは、ゴルフのスウィング理論でも実際に応用されていることです。
応用というほどでもありませんが、具体的には 肘の押し出し方に滑らかに軌道できて
いるかどうかのポイントがあることは、野球やゴルフを問わず共通するところです。

ですから、力まずにスウィングをしたり、投げてみることとは、ただ闇雲にそれらをや
るということではなく、肘の基本的な出し方を“力まずに”実行してみる、ということ
です。ゴルフのスウィングにしろ、野球のスウィングにしろ、肘が出てくる放射線上に
板などを簡易に設置して、右打ちであれば、右手をそこを目掛けてバットを打っていく
動作でバットを打ち下ろしていく方法が、実にもっとも理に適ったスウィングの上達法
だともされています。


    
  • バッティング コツ
  • ピッチングやバッティングについては、こちらの動画サイトを参考にしてみてください。
    2style.net