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◇羽織 「日番谷くん。質問していい?」 「その書類いつ終わる?というのは却下。」 「うぅ…」 「…考えることが単純なんだよ。」 「じゃ、じゃあ違う質問していい?」 「何?」 「どうして隊長さんの羽織りって二種類あるの?」 「あん?」 「だって、日番谷くんや市丸隊長みたいに肩までのものと 藍染隊長や卯ノ花隊長みたいに腕まであるものと二種類あるでしょ?」 「まあな」 「あれって、自分で決めるの?」 「まあそんなとこだ。」 「???」 「夏用と冬用つーのがあるだろ?」 「ああ!!そっか!」 「日番谷くんは長い方の羽織着ないの?」 「あんな暑くてうっとおしいもの誰が着るか…」 「でも、冬は寒いんじゃない?」 「・・・いや、冬は俺にはいい物があるから」 「いい物?」 「あぁ」 「冬だけ?」 「いや、春夏秋冬いつでも」 「暖かい物なの?」 「まあな、だから冬は心配ねえ」 「んー…何それ?」 「…暖かくなれるけどな、扱い方がすげえ難しい物。」 「え?扱い方?」 「それに、ギャーギャー五月蝿いときもあるし、涙もろいな」 「五月蝿い?涙もろい?」 「その上、甘えてきたり、抱き着いてきたり…」 「甘える?抱き着く?」 「・・・聞きたいか?」 「う、うん!」 「…横で俺の腕に抱き着いている物」 「・・・・・・///」 「わかったか?」 「日番谷くんっ!五月蝿いと涙もろいは余計だよ!!」 「そこかよ」 呆れて肩を落とした。 「へ???」 (こいつの鈍感どうにかならねえか…) いつでも何処でも人がいなければ抱き着いてくる雛森。 行動からいうと、もうどっちが年上かさえわからない。 五月蝿いくて…涙もろいくて…甘えてすぐ抱き着いてきて… だけど、こんな変な奴に惚れたのは、紛れも無くこの俺で。 どんなものより、それよりもあの笑顔に惚れたのだと。 Fin. ……………………………… あとがき 結菜さんから、またまた素敵小説をいただきました! 日番谷隊長と雛森ちゃんのやり取りが、これがまた可愛くて!! 雛森ちゃんがいるなら、日番谷隊長は冬用の羽織は要らないですよね。 二人でこそ出来ることです! 吉良が見たら、その場で失神しそうな気がしますが…(汗) 結菜さん!本当にありがとうございました! なんだか私ばっかり、結菜さんから 貰ってばかりで本当に申し訳ないです…。 私も何か出来ればいいのですが このなけなしの文才じゃとてもとても…(号泣)